私は長く京都に住んでおりました。
京都は学生の街と言われるように学生が多く、アカデミックな刺激は他県よりも多くあると思います。
もっとも、東京・大阪に比べるとやや見劣りするのかもしれません。
私は京都の生活に居心地の良さを感じていました。
基本的には電車で足ります。自転車があれば無敵です。
しかしこれは、学生の時分にのみ妥当するのかもしれません。
学生時代を過ごした京都は、少しずつ町並みを変え、私も少しずつ人生に変化がありました。
時には車がないことに不便を感じ、徒歩で無駄な時間を浪費することがストレスの種になっていきました。
しかし、他の部分では大きな不満は抱いておらず、不満を感じたとしても、むしろ自分の努力不足からくる空虚感に違いないと考えていました。
これは大変迂闊な思考だったと思います。
私のモットーの中に、同じ場所に留まらないというものがあります。
同じところに長くいると、そこで安定した生活が手に入り、成長のきっかけが生まれなくなると思っているからです。
このモットーを持ちながらにして、私は京都に長く住み続け、居心地の良さを感じつつぬるま湯に浸かり続ける生活をしていました。
ぬるま湯に浸かり続けたことにより、どれだけ手足の皮膚がふやけたとしても、それさえ日常になってしまっていたため、何も感じなくなっていました。
私はやはり、世界中を渡り歩くくらいにアクティブに生きたいと思う。
狭い世界で生きていると、ダメになってしまう。
ダメになっていることに、自分で気づくことはできない。
人は刺激で成長するのだと思う。
どこに住むか、どこで働くか、誰と付き合うか
身を置く環境しだいで、私達の人生は一変する。
今回の投稿はスマホ投稿です。
編集なしのベタ打ちですが、お許しください。