カメムシ大量発生のニュースが連日続いています。
昨年に引き続き暖冬であったことから、大量発生が予想されています。
一部の地域では既に注意報の発令がされており、去年の惨状が思い出されます。
早めにカメムシ対策を講じたいところですが、どのような方法があるのでしょうか。
今回は、予防法に引き続き、発生してしまったカメムシの退治方法に焦点をおいてお話していきます。
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おさらい
こちらの記事でも紹介しましたが、カメムシは一般的な蛍光灯よりも、LEDライトの方が寄ってきません。
そのため、外灯をLEDにする、室内灯が外へ漏れないようにするなど、すぐにできる対策もいくつかあります。
また、カメムシ予防にはミント系の香りが役立つことがわかっています。
ミント系の香りの忌避剤を使用することで発生を抑制することができます。
もっとも、既に発生したカメムシを退治する場合、駆除剤などが必要になります。
そこで、今回はカメムシ予防から一歩進み、カメムシ退治方法をご紹介していきます。
退治方法
それでは、室内などでカメムシが発生した場合はどうしたら良いのでしょうか。
カメムシは動きが遅く、警戒心も弱いため素手で捕まえることができます。
ガムテープを使うことですぐに捕獲することができます。
もっとも、カメムシに怯える多くの人にとっては「触りたくない」というのが一番の希望だと思います。
カメムシを触らずに退治するにはどうしたら良いでしょうか。
1.殺虫剤を使用する
忌避と駆除二つの機能が手に入る殺虫剤があります。
攻守ともに最強です。
2.虫キャッチャーを使用する
最近では便利な道具として、虫を捕まえる道具が発売されています。
小さいお子様がいる場合、ペットを飼っている場合など、スプレーを使いたくない時に役立ちます。
死骸も出ないため、後処理にも困りません。
ジアン スティックキャッチャー
スティックキャッチャーは、虫との距離を保ちつつ、潰すことなく捕獲する器具です。
旭電機化成 触らずむしキャッチリー
以前アイデア商品として紹介されいた形態の捕虫器です。
同じく触らずに捕獲できます。虫との距離が近いというデメリットがありますが、確実に捕獲することができます。
ISOTRONIC バグキャッチャー
ここまでご紹介した二つ捕虫器の、良いトコ取りをしたハイブリッドモデルです。
虫との距離を保ちつつ、確実に虫を捕らえることができます。
また、捕獲範囲が広いため一匹ずつ捕獲する必要もなく、カメムシ以外の虫にも対応できます。
とにかく虫が苦手という方は、ヤモリやクモ、ゴキブリ、その他害虫対策に準備しておくのも良いでしょう。
3.ハンディクリーナーで一網打尽にする
掃除機で吸ってしまうのも手です。
去年は駐車していた車にカメムシが数百匹張り付いてしまった人もいたようです。
車のような曲線の多い場所では捕虫器での捕獲は困難です。
車の中に充電式のハンディクリーナーを用意しておくと良いでしょう。
機動性の良いハンディクリーナーで吸い上げることで、そのまま処分することができます。
吸った後にしっかり処理することが前提になります。
終わりに
今回はカメムシ退治の便利アイテムを紹介してきました。
一番の対策としてはカメムシが集まる灯りを使用しないことが重要です。
もっとも、集合住宅や会社駐車場の場合、共有スペースの灯りを消すのは難しいです。
そのため、退治以前にカメムシを寄せ付けない方法を模索されている方は、カメムシ忌避剤の使用などにより事前の予防を心掛けてください。
去年は急な大量発生により殺虫剤の品薄状態にもなりました。
早めのかめむし対策により、今年は快適な一年を過ごしたいものですね。